• SDR受信機を作る、、、、、読めない英語と格闘!
 
 

無線機も新しい時代に突入?

マイクロプロセッサの進化は劇的なものがあります、CPUの性能や速度もそうですが、従来のアナログ信号をデジタルに変換する素子も進化しています
無線信号を一揆にAD変換してデジタル数値に置き換えてその後の処理はプログラムで、とんでもない発想が現実化しています
高性能なADコンバーターを使えば数十メガ単位でのデジタル変換が可能なチップがそれを制御するCPUと同じ基板に乗って数千円で販売される時代です

これらを使えば従来の短波のアマチュア無線の信号もアナログ高周波回路なしで受信する事が可能になります、しかし現実には安価で売られている基板のCPU速度は速いといっても受信機の動作をすべてプログラムで行う事になりますのでソフトの敷居は決して低いとはいえません

●従来のスーパーヘテロダインで変換してSSBを復調するような方式とはまったく違った手法でしょう、この方式がさらに進化している事は事実です、従来のものに置き換わる事は簡単に予想できます。
しかし国内のアマチュア無線機のメーカーはこの方式に消極的な感じがします、おそらく現在売れれている100万円程度の無線機の性能がその数分の1の価格で実現してしますのが一番の理由と思われます、しかしこの流れは止める事はできません、全ての無線機が近い将来フルデジタルになるでしょう、、、、(その方が安くできるからです)

 

 
★SDR受信機キットのパーツ  
 

受信信号を位相をずらしてI成分とQ成分に分けると全ての復調が理論的にはソフトで行う事が可能です、ダイレクトサンプリングのように受信する信号を一揆にデジタル変換する方法とは少し違いますがその後の処理をパソコンのサウンドカードで行う事ができます
ファイブダッシュというキットメーカー(ハムがやっているようです)がこのキットを販売しています、価格は68ドルです、ドル130円とすると8800円前後でしょうか、実際は国際郵便の配送料が加算されますので1万円ちょいって価格になるようです
新しモン好きなうさぎ小屋主人はさっそく注文してみました、注文してから約2週間ハガキサイズのボール箱に入って送られてきました、開封した形跡がありましたが、輸入品ですので税関の検査はしっかり行っているようです(中に麻薬てな事もあるますから、、、、)

やって来たキットの第一印象は

★部品小さい、米ツブのICやコンデンサ
★抵抗はチップ部品吹けば飛びます、、ハンダできるんだろうか? ★おまけにエナメル線と小さいトロイダルコアの山です これにどうやって巻くの?トリファイラー巻きって??、(ため息!!!)

 
 

★組み立て説明書はなしでWEB参考とか、、、、、
親切丁寧な組み立て解説がネット上にありました、写真や動画がふんだんに使ってあります
しかし、、全て英語です、、、
敷居が劇高です、、、しかし捨てる訳にもいかんし、挑戦するしかありません
そこでホームセンターからLEDのスタンドライトを購入、超大型のルーペがほしかったのですがプラスチック製のチャイナ産しか無いようで、これには困りました、数万円のやつは売っているようですが1万円のキットを作るのに数万円のルーペじゃ笑い話にもなりません、手持ちを使ってなんとかしのぐ事に。。。。

やって見ると間違いだらけ、解説は英語意味解らん、単語のみで理解しかない
おかしい、電圧が出ない、、、オッICのハンダが逆、、エッこいつどうやってはずそうか コイルを巻く、手先が動画の解説のようには動かない(そうかこいつは超器用人間なんだ!) 部品小さくてよく見えん、テスタで抵抗を測る、リード棒が大きすぎ測れん チップICハンダ、一揆に7ケ所ハンダ、巻きハンダの太さがICの足2本以上(オッ隣に流れた) クリームハンダなる新兵器が有効とか、使って見ると動画のように簡単にできる訳じゃない

 

 

なんとか動かしましたが、どうもパソコンでみる受信画面(約40KHzが一揆に見えます)
の両端が怪しい、、、あちこち調べたらパソコン内臓のサウンド機能がイモという結論になりました、しかたなくクリエイテイブメデアのサウンドブラスターというUSBで動くサウンドカードを購入、5000円でした(それでも中古で、新品は万円します)
やっぱ一流品、動作はバッチリです、しかし受信動作の一番の場所はパソコンで処理しているせいか従来使っていたWindowsXPだとかなり重いようです、windows8の64ビットだとかなり快適のような話ですがうさぎ小屋はメインフレームは32ビット主流なので現在は32ビットのw7で動いております、CPUはコアI5の3ギガです
★使った感想は、、、

自宅のヤエスFT-767(古いオジンマシンです)、アイコムIC-706(これも新しいとは言えないがうさぎ小屋では最新式無線機です)と比較してみました
★感度、、同じ位か、少しアイコムより下
★混信や妨害の排除、、文句なしSDRが上
 電波が見えます、隣の局との相対位置が一目両全、混信の局の帯域が見えます
★電信の受信
 文句なしのグーです、受信帯域を0まで可変できます、トーンを自由に設定できます
 パイルアップになると何局が同時に呼んでいるか見て数えられます

★オマケで
BSNを受信してみました、受信機の規格からは動作保障外ですが、受信できました
受信音ーーー>ものすごく良い えらいイイ音がします FM放送以上のような音質
そうか、本来AM放送ってイイ音がするだと思いました(昔の5球スーバーでラジオを聴いたときの感動が、、、)