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★秋月のTVチューナユニット使用の PLLSG ★製作の動機 秋月のTVチューナユニット(¥700)を見ていた時、このユニットでSGもどきができるんじゃないかと思いました。この類の知識はまったくありませんが手探りでの思考錯誤と失敗の繰り返しの連続です、なんとか形にはなりました結果は不満だらけの駄作!です 発振周波数:90-815MHz
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実際に完成した写真 写真は実際に完成した物のです、ケースはRSコンポーネントより購入しました、上がSGで下の同じケースはデジタルスペアナ&トラジェネです、同時に使用を考慮して同じケースに組みデザインを合わせました(実はケースが安価だった)スペアナは青山さんのHPより購入可能です、但し主要パーツと回路図しか来ませんある程度のリキのある人向けのキットです。下の特性測定はこのスペアナのお世話になりっぱなしです、これが無ければおそらくこの製作は無理だったでしょう。(青山さんありがとうございました)
(ソフトはバグを取りきっていません、あくまで参考に アセンブラは『PA』です) |
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動作の概要、手におえなかった事、、 ★ユニットの選定やアウトライン秋月のテレビチューナユニットは東芝のPLL IC で発振を制御しています、このICはPLLの制御のほかにVCOの回路を電子的に切り替える回路が4チャンネル内臓されています、VCOの切り替えは外部からのPLLデータと同じフォーマットのシリアルデータで行います、したがって制御データはPLLのデータのほかにチャンネル切り替えのデータも同時に送る必要があります。発振周波数の最小ステップは基準発振の水晶の周波数とPLL IC 内部の分周比で決まります、ユニットに内臓されている水晶はオマケ程度の精度しかありません(本来このユニットはテレビの受信用途ですので、これで十分なのです)、おもちゃ程度でも測定器とするにはちょっと不満です、 秋月のTCXO(12.8MHz)は安価で手にはいりますし安定度も申し分ありません、これを2分周して6.4メガの基準発振をつくりこれをPLLに供給します、発振出力はVCOの出力をエミッタフォロワで取り出しRFアンプ3段を経て出力とします、このPLLユニットは90から800メガまで連続には発振しません、テレビのチャンネルと同じ VHF_LOW VHF_HI UHF の3ツのVCOで切り替えています、本来このユニットはこんな広域な周波数はカバーしない製品です、したがってVCOの出力はかなりレベルの変動があります、このためピンダイオードの可変アッテネータを組み込み、フロントパネルからボリュームでレベルのアジャストがある程度可能としてありますが完全ではありません。 出力ベルは目標は-10dBmでしたが広帯域アンプの発振とVCOのバンドエッジのレベル変動が大きい為、断念しました、この部分の対策に多くの時間を浪費してしまいました。 注)2010・3現在、秋月電子ではこのTVチューナーユニットは売られていません (2010・3追加記載) |
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